履歴書には嘘は禁物です。
あくまで履歴書は公的文書であり、脚色を施すべきではありません。
事実を書くようにしましょう。
特に学歴や職歴に関する嘘はデメリットが大きいです。
職歴では在籍期間の短かった会社はイメージダウンではと省略したくなりますが、後で嘘とばれた場合に問題になります。
但し、資格や特技のように本来は評価を高めるために書くべき項目については、必要に応じて書かないこともできます。
例えば、世間に認められないレベルの資格を書くと逆効果になることがありますので、それは省いても構いません。
照れくさいなどの理由で自己PRを簡潔に済ますひとがいますが、これは間違いです。
自己PRこそが採用のカギとなる重要な項目であり、これを疎かにする時点で勝負を捨てていると思ってください。
簡潔な自己PRはアピールする点が少ないと判断されてしまいますので、なるべく文書量を多めにしましょう。
これまでの実績やスキルなどを具体的に挙げ、それらを今後どのような分野で活かしていきたいのかを分かりやすく記述してください。
概念的あるいは主観的な内容を避け、客観的で説得力のある内容を書くように心がけましょう。
資格を持っていないとき、あるいはスキルのように漠然としていて具体的には書きにくいときに、その記入欄を空欄にしがちですが、なるべく空欄を作らず埋めるようにしましょう。
履歴書に空欄が多いことは、それを見る企業の採用担当者に対して非常にマイナスになります。
なぜかというと、自分を売り込むべき記入欄を埋められない、すなわち自己アピールができないと判断されるからです。
資格を持っていないのに適当な嘘を書くのはまずいですが、比較的容易に取れて企業に対するアピール度の高い資格を取得するよう心がけましょう。
嘘を書くべきではありませんが、職務経歴は単なる事実の羅列にするべきではありません。
職務経歴は履歴書だけでは書ききれないキャリアや実績を記載するものです。
つまり職務経歴も自己PRの一部であることを認識して、職務内容欄を使って企業にアピールしましょう。
過去の成功体験やオリジナリティ溢れる経験などを織り交ぜると効果的です。
企業の採用担当者も人間です。
真摯な熱意ある文章は人の心を打つことを念頭に置いて、職務経歴を書きましょう。
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