転職ということを意識するあまり、面接における自己アピールでは、どうしても過去の実績を強調しがちです。
しかし、企業が本当に知りたいのは過去の実績そのものではなく、過去の経歴をどう活かして将来に結びつけるかです。
面接を受けている企業の事業も考慮し、自分の実績をどうやって今後に活かすかという観点でアピールするようにしましょう。
あなたの過去の経験が企業の業務においてどう活用できるのか、具体的にイメージしておくべきです。
面接の際は相手の目を見て話すようにしましょう。
うつむいて話すと自信が無いように感じられますし、なにか嘘をついているのではという印象すら与えます。
相手の目を見てハキハキを話すことで、相手に積極性をアピールすることができます。
ただし、相手の目を睨み付けるのはマイナスですので、注意しましょう。
面接では誠実な態度を心がけましょう。
面接での受け答えはその内容もさることながら、あなたの態度が相手に与える印象が重要になります。
受け答えが多少たどたどしくても、多少言葉に詰まることがあっても、一生懸命伝えようという態度は相手に伝わり好印象を与えます。
ただし、熱意を伝えようとするあまり、質問に対して長々と自説を披露するのはむしろ悪印象を与えます。
回答は明確かつ簡潔を心がけるようにし、分からないときは正直に分からないと答えましょう。
面接の際に適度な緊張は相手に好印象を与えますが、過度の緊張は失敗に繋がります。
それを防ぐためにも、事前の準備を怠らないようにしましょう。
身だしなみを整えておくことはもちろん、遅刻しないように企業までの行きかたを前もって調べておくこと、想定できる質問の回答を考えておくこと、などは重要です。
特に遅刻は社会人として失格であること以上に、肝心の面接に悪影響を与えますので厳禁です。
但し想定問答に関しては、丸暗記の回答を喋っているだけでは印象を悪くしますので、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
嘘を書くべきではありませんが、職務経歴は単なる事実の羅列にするべきではありません。
職務経歴は履歴書だけでは書ききれないキャリアや実績を記載するものです。
つまり職務経歴も自己PRの一部であることを認識して、職務内容欄を使って企業にアピールしましょう。
過去の成功体験やオリジナリティ溢れる経験などを織り交ぜると効果的です。
企業の採用担当者も人間です。
真摯な熱意ある文章は人の心を打つことを念頭に置いて、職務経歴を書きましょう。
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